2014年9月4日木曜日

シルク印刷メッシュとは


70メッシュの拡大
シルク印刷業者の間で「紗は○○メッシュ」と尋ねられる事が有ります。
メッシュとは1インチ四方にマスの数がいくつ入っているかで決まります。
身近な物で網戸があります。タグに18メッシュと表示してあるのが見受けられる事があると思います。18メッシュというのは1インチ(24.5mm)角の中に、1818マスあるということです 数字が大きくなるとマス目が小さくなっていきます。

例えば軍手の印刷に使用されているのが、25メッシュ位で網戸とあまり変わりません。紗を張った版はザラザラする感触があります。
又よくTシャツなどの印刷に使用されているのは70メッシュが一般的です。
デザインの細かさでメッシュを上げて使用されています。メッシュをあげると 刷り込むインクの量が少なくなっていきます。70メッシュでも白を真っ白に印刷するには、最低2回重ねて印刷しないと満足な結果得られない。
木・金属・プラスチック等に印刷する時は、200メッシュから300メッシュを使用しています。ある程度精密な印刷が要求されるからです。
網戸で判るようにマスは縦・横に整列していますので、縦横の線を印刷する場合、線がマス目から脱線するため、印刷をすると、線がギザギザする感じになり、それを防止するため紗をバイアスに張ります。これによってスッキリとした線となり、かなり精密なデザインの印刷可能になります。

今ある版で450メッシュがあります。印
刷する時、インクは水までとは言いませんが、かなりタラタラした状態でないとインクを刷り込むことができません。 この様な状況を考慮して版を作ります。
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